名古屋市千種区、M様邸、屋根雨漏り修繕工事
2020-09-03
【 建築課 施工事例 】
今回、リフォームさせていただいたのは、
名古屋市千種区にお住いのM様邸にて、
屋根雨漏りの修繕工事を施工しました。
↓ 既設 天井 漏水部分
M様より「天井が濡れてきているので、雨漏りしていると思うのですが、、、」
とのお困りのご相談をいただきました。
M様邸は築70年以上とのことで、
各所、増改築が施されており、屋根も継ぎ接ぎの個所が多く、
瓦屋根ですが、各所、風雨等天候による経年劣化により、
瓦のヒビ割れ、棟の漆喰の崩れ、剥がれも発生してしまっておりました。
M様とご都合を合わせて、現場調査させていただき、
屋根点検をしたところ、、、
ちょうど雨漏れしている個所辺りで雑草や蔦が生い茂っており、
完全にこれが屋根裏まで浸食して原因となり、
雨漏れしているだろう見て分かりました。
草木を取り除き、しっかりと原因を突き止めなければと、
作業を進めて、いざ瓦をめくってみると、、、
なんということでしょう!!穴が!!
おそらく当時、風呂がまの排気筒(煙突)が抜けていたのでは、
と推測しますが、防水シートなども敷かれておらず、
どちらにしても防水処理をして塞ぎます。
同時に破風の鈑金が剥がれてしまっており、
こちらは高所となる為、足場を組んで修繕していきます。
↓ 既設 破風 鈑金
まずは破風の板金修繕工事からです。
破風とは屋根の側面についている板のことで、
屋根内部への風や雨水の吹き込みを防止します。
下地材も朽ちてしまっていたので、
張り替えて鈑金で覆っていきます。
破風が腐食することで、屋根材や外壁材へも
腐食が進んでしまう危険性があります。
破風が傷みだしたら、早めに対策をとることをオススメします。
続いて屋根の修繕工事です。
まずは瓦を全て撤去し、下地を貼り替えて、
屋根用の防水シート、アスファルトルーフィングを敷いていきます。
屋根材だけで雨水を完全に防ぐことはできず、
どうしても屋根材の重なりや隙間から雨水が浸入してしまいます。
屋根材の裏側に侵入した雨水が野地板に染み込んだり、
屋根裏の内部に侵入することを防ぐのがルーフィングです。
屋根からの雨漏りを防ぐ重要な材料です。
屋根の仕上げは瓦棒を使用していきます。
簡単に説明すると「トタン屋根」のことです。
今回の工事は、破風の修繕で半日、
瓦撤去から仕上げまで1日の2日間で完了しました。
※足場の組立、解体で2日、別日をとります。
それではビフォー&アフターをご覧ください!!
BEFORE ⇒
AFTER
BEFORE ⇒
AFTER
母屋との屋根の絡み部分もしっかりと施工しましたので、
これで今回の雨漏りは塞がれました。
今回の施工費用、、、
(税別)¥400,000-
(材料費、施工費、発生廃棄物処分費、諸経費)
※現場状況により施工費用は異なりますので、
あしからずご了承ください。
M様、この度は誠にありがとうございました。
また何かございましたら、お気軽にご相談ください!!
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