今回、リフォームさせていただいたお宅は、
一宮市多加木にお住まいのN様邸にて、
N様邸の敷地内にあります祠(ほこら)の
リフォームを施工致しました。
↓ 既設 祠(ほこら)
そもそも祠(ほこら)とは、神を祀る小規模な殿舎を言い、
語源は神道用語の「ほくら(神庫、宝倉)」の転訛とのことです。
祠に祀られているのは『屋敷神』と呼ばれるもので、
その土地と屋敷を守護する神様が祀られています。
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今回、新設する祠は、既設の木造とは工法を変えて、
鉄筋コンクリートで仕上げます。
工事をするにあたり、N様に『性抜き』をしておいていただきます。
これは土地や宗派によって呼び名が変わり、『魂抜き』や『性根抜き』
と言った言葉も良く使われています。
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それでは工事スタートです!!
まずは立派な屋根から解体していきます。
既設の木造の祠は40年以上になるとのことで、
やはり老朽が激しく、屋根瓦の重さで社殿が
かなり傾いてしまっている状況でした。
小さいながらも各所に宮大工の職人技が
組み込まれており、老朽化していると言っても
造り自体が頑丈なので解体も一苦労でした。
社殿の解体後は、既設の土台基礎も撤去します。
長年、雨風や地震などで少しづつ傾いてしまっており、
新設ではもう少し、全体の幅と深さを拡張して
新たに土台基礎ベースから社殿、屋根までを
鉄筋コンクリートで仕上げていきます。
徐々にコンクリートを流し込み、およそ4~5日かけて仕上げます。
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BEFORE → AFTER
まだ途中経過ですが、りっぱな社殿が出来上がりました。
完全に乾ききるのは2~3週間ほどかかり、真っ白に仕上がります。
いよいよ、お地蔵様のお引越しです☆
工事期間は約3週間ほどで完了となりました。
お盆に合わせて、N様の祠の飾り付けも出来上がり、
N様邸の祠(ほこら)リフォーム工事も完了です。
引き渡しの際に、施工費サービスで≪ 竣工完了プレート ≫を
祠に設置させていただきました。
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BEFORE → AFTER
コンクリート造りで照り屋根に仕上げたので、
かっこいいような、逆にかわいらしいような
立派な存在感のある祠が出来上がりました。
N様も『ホント綺麗にしてくださってありがとうございました!!』と
イメージ以上の出来栄えになったと喜んでいただきました。
* N様邸では、以前にも弊社で雨樋のリフォームを
施工させて頂いております。(施工事例:2014-05-26)
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今回のリフォーム費用・・・(税込)¥900,000-
・・・(材料費、工事費、ゴミ処分費、現場管理費etc)
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N様、弊社でのリフォームありがとうございました!!
(株)HIOKIでは、今回のような外構・エクステリアの
リフォームはもちろん、一般戸建住宅のリフォーム、
特にキッチン、ユニットバス、トイレなど
水廻りリフォームをリーズナブルにプロデュースすることができ、
お部屋のクロス貼り替えから、間取りのレイアウト変更まで
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また何かございましたら、お気軽にご相談くださいね☆